ISO9001:内部監査を行いました。

2020年11月30日

先日、2020年のISO9001(品質)の内部監査を行いました。

ISO9001_内部監査

取得してから13年以上経過してますし、ISO9001:2015年版に移行してからも数年が経過しているので、
大きな不適合などはありませんでした。

不適合でなくても、「改善したほうがいいのでは?」という課題は毎年いくつもあがるので、
継続的改善はできているのかなと思います。
今年も10件を超える改善事項があがりました。

2015年版の規格からはISO9001を品質にとどまらず「経営のツールとして活用してね」という
意味合いが強くなっているように思います。

リスク管理(機会も含む)について、より重要視されています。
内部・外部の課題や、利害関係者のニーズを明確にし、リスク(機会)を洗い出し、
これらについての取り組みを決め、毎年着実に実施する仕組みをつくり
「経営のツールとして活用してね」ということのようです。
そういう意味でも、以前より有効に活用できるようになってきていると思います。

こうやって1年に一度の内部監査で

・ISOの規格の要求事項にはどんなものがあるのか、
・当社の品質マネジメントシステムが正しく運用されているか、
・経営のツールとして活かせているか、
・過去の問題と同じ誤りが発生していないか、
・過去の改善は有効か否か、

などを確認するのは、とても意味のある時間だなと思います。

とはいえ、内部監査員とそれ以外の社員との間にある
「品質マネジメントシステムに対する認識の差」がなかなか埋められていないようにも感じます。

「認識(規格要求事項7.3)」をより意識して、
「全員参加型のQMSとして、皆が行動し続けること」を目指して、
今後も取り組んでまいります。

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