つい先日「一過性全健忘」という記憶障害を起こしました。
それについて、あとは感じたことを書き記そうとおもいます。
〇顛末
客観的視点で状況をおって説明します(私自身は発作時の記憶がほぼないです)。
午前中だけの勤務でビデオ会議をしていたが、会議中盤からの記憶がないです。
ただ、あとで見返してみると 会議終了後の日報は書いたようです。
午後になり、家族に対して「いまは何年なの?」と繰返し6回ほど質問して、
家の中をうろついていたらしいです。
(高3娘)「頭がおかしくなった、前から変だけど」
(中2息子)「ついにボケちゃったね、まあ歳だからしょうがないね」
そこで、妻は会議メンバーに電話連絡をしたそうです。
(妻)「会議ではどんな様子でしたか?」「なにかショックなことでもあったんでしょうか?」
(会議メンバー)
「とくにおかしなことはなかったけれど、言われてみれば後半はおとなしかったかも。」
「とても心配です!!」
脳神経の病院にかかることに。
本人はきょとんとしたまま、妻のいうことをよく聞いておとなしくMRI検査などを受けたそうです。
(おとなしくて従順な感じが、自分のことながらかわいい)
〇医師の診断
「一過性全健忘」 と思われる
・発生した以降の出来事や、ときにそれ以前の出来事の記憶が、一時的に突然失われる障害です
・新しい記憶を維持する能力と、発作中に起こった出来事を思い出す能力が突然かつ一時的に失われます
・永続的な影響を残すことはなく、治療は不要です
・記憶障害の持続時間は通常は1~8時間ですが、30分の場合もあれば、まれですが最長で24時間続くことも
・大半の患者で生涯に1度しか発生しません。再発する人の割合は約5~25%
・健忘が終息すれば、混乱はすぐに収まり、完全に回復するのが原則ですが、
発症中に起こったことは覚えていない場合があります
〇思うこと
およそ午後の6時間ほどの記憶障害だった様子です。
関わられた皆様にはご心配をおかけしました。
まあ後からみると、当人はその時の記憶がない、それだけなのですが。
新たに記憶できない、ということで だいぶ危なっかしい状態になるようです。
外出中で一人きり、でなくて本当によかったです。
その後の様子と言えば
家族がやけに優しく接してくれます。
「目の届くところに居てね。何食べたい? 機嫌はどう? パパ肩もみしようか?」
お酒の飲み過ぎで記憶をなくした時には、蔑んだ目で見られるだけですが、えらい違いです。
幸い、予後は問題なく 普通に通勤出来て生活ができている。はず。
ちょっと自分の記憶に対して 自信がもてない そんな心理が残っています、、、
治療も不要で、後遺症もないので、この件を同僚などにも言う必要もなさそうでしたが、
会社ブログのネタとなります、神様 ネタを頂きありがとうございます。
社員のみなさん、いつも優しくしていただいていますが
大事なことを忘れてしまっている。。。かもしれません。
「〇〇のこと、覚えてる?」などと声掛けいただければ幸いです。
【 今月のブログ 設計部門:Aさん 】